ブランド買取店とは、ブランド品を中心に買取を行っている店舗のことです。実際に扱う商品は店舗によってさまざまで、ブランド品の他に着物やジュエリーなど高価な商品も一緒に買取を行っている店舗も存在します。中古品の買取を行う店舗といえば、他にリサイクル店があげられます。リサイクル店もブランド品を買取することがあるため、どのように違うのかよくわからない人もいるでしょう。しかし、実際には大きな違いがあります。
ブランド品は通常の商品とは違い、シリーズや生産された時期に応じて価値がつく商品も多く存在します。例えば、老舗ブランドから出ている有名女優の名前がついたバッグなどもその一例です。シリーズや色によって人気が高いものは、たとえ中古品であっても大きく販売価格が下がることはありません。むしろ、新品では手が届かない商品をあえて中古品で購入する人もいます。商品によって人気や希少性などの価値を総合的に判断し、値付けをしているのがブランド買取店です。それに対してリサイクル店の場合は、中古品はあくまで中古品として扱います。プレミアがつくということはほぼありません。ですから、ブランド買取店では5万円の値がつく財布であっても、リサイクル店では2000円しかつかないということもあるのです。
ブランド買取店には大きく分けて2種類あります。一つは昔ながらの質店というもので、もう一つは買取だけを行う一般的な買取店です。質店とはお金の借入もできる買取店のことで、ブランド品やジュエリーなどと引き換えに、その商品の査定額と同額のお金を借入することができます。そのため、価値を正確に判断するための鑑定士が査定を行うのが一般的です。ブランド品を担保にお金を借り、返せないときにはその商品を手放すことで精算します。もちろん、質店ではブランド品をはじめから買取してもらうことも可能です。質店の場合は、通常、店舗での買取または借入しか行っていません。 一方、買取だけを行う一般的なブランド買取店の方は、店舗での買取の他、出張買取や宅配買取などにも対応するケースが増えています。前述したように、ブランド買取は人気や希少性などを総合的に見て価格をつけるため、質店と同様に鑑定士を置いているのが一般的です。もちろん、ジュエリーの地金などはその日のレートを参考に値付けを行いますが、中には鑑定士がいるかどうかも不明なうえに、適切な査定をしない店舗も見受けられます。しかし、初心者であれば相手の言い値が相場と思ってしまうかもしれません。そのため、初心者であるほど、鑑定士が在籍している大手のブランド買取店が向いているのです。
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